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11試合で10発、得点ランク首位タイに…22歳ベロッティ「今、ここは夢の中」

2016.11.22

ハイペースで得点を重ねているトリノのベロッティ [写真]=Getty Images

 20日に行われたセリエA第13節が、トリノはアウェーで最下位のクロトーネと対戦。2-0で勝利を収めた。

 終盤に2ゴールを決めてトリノを勝利に導いたイタリア代表FWアンドレア・ベロッティは、今シーズンのゴール数を「10」に伸ばし、得点ランキング首位タイに立った。同選手は試合後、イタリアメディア『Sky』のインタビューに応じている。

 ローマのFWボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコ、インテルのアルゼンチン人FWマウロ・イカルディに並んで、得点ランキングのトップに立ったベロッティ。イタリア代表でも目覚ましい活躍を見せる22歳は、17日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に市場価格の高騰を報じられるなど、まさに今が“旬”のアタッカーだ。

 ベロッティは「自分は限界を決めていない。昨シーズンの前半は、トリノにやってきたばかりで多くのことを理解しなければならなかった。そういったこともあって困難に陥っていたが、後半戦は11ゴールを決めることができた。今シーズンはすでに10ゴールだ。ここで立ち止まりたくはないよ」と、さらなる向上を誓い、以下のように続けている。

「ユース時代の頃はたくさんの壁にぶつかった。技術的に、またあらゆる点で改善することが必要だった。自分の優れた点は、絶対に諦めないことだ。それは家族のおかげでもあるんだ。いつも自分のそばにいてくれて、サッカーを続けていくために力を与えてくれた。今、ここは夢の中だ。目を覚ましたくはない」

「判断されるのはピッチの上だね。偉大なストライカーであるには、まずはピッチの上で結果を出すこと。それから話題になる。結果が出せなければ、どこにも行けやしないんだ。自分は、トリノのためにもイタリア代表のためにも良い結果を残したいと思っている」

 セリエA第13節終了時点で11試合出場10ゴールのベロッティ。ハイペースで得点を重ね、さらなる活躍が期待される。トリノは次節、26日にキエーヴォをホームに迎える。

スポナビライブ

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