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初陣のミラン戦は劇的ドロー…インテル新指揮官「巻き返そうとした意欲に満足」

2016.11.21

ペリシッチの同点弾を喜ぶピオリ監督 [写真]=Getty Images

 セリエA第13節が20日に行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するミランと同DF長友佑都が所属するインテルによる“ミラノ・ダービー”が開催された。点の取り合いとなった一戦は、後半アディショナルタイムの同点ゴールでインテルが2-2の引き分けに持ち込んだ。

 試合後、インテルでの初采配となったステファノ・ピオリ監督が心境を明かした。同監督はイタリアメディア『Rai』のインタビューに応じている。

 8日に監督就任が発表され、2週間足らずで迎えた初陣がダービーマッチとなったピオリ監督。インテルは1-2で迎えた後半アディショナルタイム、クロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチが劇的な同点ゴールを挙げて引き分けに持ち込んだ。同監督は「何度かミスをした。これは改善しなければならない」と話しつつ、粘り強く勝ち点1をもぎ取った試合内容を以下のように振り返った。

「巻き返そうとした精神と意欲には満足している。しかし、これからやっていかなければならないことはある。技術、精神、プロフェッショナルな力を我々は持っている。試合へのアプローチと練習への取り組みには満足しているよ。この試合でポジティブなものもあれば、ネガティブなものもあった。これからは、このネガティブな部分を取り除くためにやっていく」

 また、ピオリ監督は選手個々にも言及。1-1となる同点ゴールを決めたイタリア代表FWアントニオ・カンドレーヴァについては「誠実なプロフェッショナルで、素晴らしいプレーヤー。トップに立てる選手だ」と称賛し、無得点に終わった主将のアルゼンチン人FWマウロ・イカルディについては「縦への動きにおいて、もっとうまく彼を活かさなければならない。彼をうまく活かすことができなかったね」と、反省の弁を述べた。

 インテルはセリエA第13節終了時点で5勝3分け5敗、勝ち点「18」で9位となっている。ピオリ監督は「一試合一試合と巻き返していって、我々にふさわしいポジションを取り戻したい」と抱負を語っている。

 インテルの次戦は24日、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節でハポエル・ベア・シェバ(イスラエル)とアウェーで対戦。28日にはセリエA第14節でフィオレンティーナと対戦する。

スポナビライブ

By サッカーキング編集部

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