トリノ戦を前に抱負を語ったデ・ブール監督 [写真]=Inter via Getty Images
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは26日、ホームで行われるセリエA第10節でトリノと対戦する。
リーグ戦3連敗で14位に低迷しているインテル。ホームゲームを前に、フランク・デ・ブール監督が記者会見に出席した。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
インテルは23日、セリエA第9節でアタランタに1-2と競り負けた。デ・ブール監督は同試合について「前半のパフォーマンスは、私がこのクラブの監督になってから最悪の出来だった。選手たちを怒ったよ。できるはずのことをしなかったからね」とコメント。そのうえで「インテルはまだ、良くなる。そう信じている」と信頼を強調した。
成績不振により、今節の結果次第では指揮官の座を追われる可能性が高まっていると複数メディアが報じている。“ラストチャンス”となる可能性が高い一戦を前に、デ・ブール監督は「私の哲学が変わることはない。負け続けているが、これ以上、負けることはできない」と話した。
「クラブは常に私をバックアップしてくれている。常に会話の機会を持っていて、ポジティブな雰囲気があるんだ。インテルに関わる全ての人が私を後押ししてくれている」
「解任されるかどうか、なんて話をしたくはない。明日の試合に向けて、集中して準備を進めていきたい。それだけだ」
トリノ戦への集中を強調した指揮官。「少しずつだが、チームはできあがってきている。厳しい時期ではあるが、先を見据えたチーム作りをしていきたいんだ。監督を代えても何の解決にもならない。クラブはそう理解しているよ」と、留任に向けて意欲を示した。
対戦するトリノは現在5位で、リーグ戦では5戦負けなしと着実に勝ち点を積み上げている。厳しい相手だが、ホームで負けるわけにはいかない。インテルの戦いに注目だ。
By サッカーキング編集部
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