2012年夏からゼニトでプレーするMFヴィツェル [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
ゼニトに所属するベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが、クラブからの契約更新を拒んでいるようだ。イタリア紙『トゥットスポルト』が19日に報じた。
同紙によると、2017年6月30日限りでゼニトとの契約が満了となるヴィツェルと、ルーマニア人監督のミルチェア・ルチェスク氏が会食を行い、契約延長のオファーを提示。現在の2倍の年俸が提示されたものの、ヴィツェルはこれを頑なに拒否したようだ。
今夏、ヴィツェルはユヴェントスへの移籍が報じられ、メディカルチェックを済ませて契約書へのサインのみまで迫ったが、土壇場で残留が決定。しかしながら、すでに移籍が内定しているとされており、本人も移籍を強く望んでいるものと見られる。
現在27歳のヴィツェルは、スタンダール・リエージュの下部組織出身で、その後トップチームでもプレー。ベンフィカを経て2012-13シーズンからゼニトに在籍し、これまでにロシア・プレミアリーグやチャンピオンズリーグなど公式戦通算169試合に出場している。また、ベルギー代表としても2008年にデビューして以降、通算78試合に出場し、7ゴールを挙げている。
By サッカーキング編集部
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