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目前で移籍破談のヴィツェルが苦言「ゼニトは恥」 ユーヴェには感謝の言葉

2016.09.03

ゼニトへ残留することとなったMFヴィツェル [写真]=Getty Images

 ユヴェントスへの移籍が破談となったベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが、所属クラブであるゼニトの対応について苦言を呈した。ベルギーメディア『RTBF』に対するコメントを2日付けのイギリス紙『エクスプレス』が伝えている。

 移籍期限最終日の31日に、トリノ市内のホテルに滞在しながらも、ゼニト側の移籍許可が遅れてユヴェントス入りを逃したヴィツェル。「受け入れることが難しい」と現在の心境について語った同選手は、「がっかりしている。僕はトリノへ行ってメディカルチェックを通過した。ユヴェントスにいる自分を想像していたよ。でもそれは実現しなかった」と交渉が成立しなかったことを悔やんだ。

 当初の報道では、移籍金は1800万ユーロ(約20億7000万円)と300万ユーロ(約3億5000万円)のボーナスで合意に至ったと伝えられていた。しかし、実際はより高額の資金が用意されていたようで、「2500万ユーロ(約29億円)のオファーを受け入れなかったゼニトは恥だ。僕の契約はもう1年しかないのにね」と所属クラブの対応に疑問の言葉を並べた。

 一方、ヴィツェルは自身に興味を示していたユヴェントスに対して、「彼らは最後まで僕のことに関してすべてのことを尽くしてくれた。感謝している」とメッセージを送った。その上で、「僕の運命はユヴェントスでプレーすることだったけど叶わなかった。来年に何が起こるか見てみよう」と発言し、2017年6月30日にゼニトとの契約が切れた後の動きに期待した。

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