今夏の移籍市場でインテルに加入したエルキン。早くも退団の可能性が浮上した [写真]=Inter via Getty Images
日本代表DF長友佑都のインテルに所属するトルコ代表DFジャネル・エルキンが、同クラブを退団する可能性が浮上している。イタリアメディア『tuttomercatoweb.com』や同『calciomercato.com』が21日に報じた。
エルキンは6月1日にフェネルバフチェからインテルへの移籍が決定。フリートランスファーで加入した。精度の高い左足キックを武器とし、サイドバックやウイングをこなす左サイドのスペシャリストが加わったことで、長友とのポジション争いが激化すると見られていた。
しかしインテルは今月上旬に指揮官交代を決断。9日にフランク・デ・ブール監督の就任を発表した。エルキンの獲得を望んでいたのは前任のロベルト・マンチーニ監督で、デ・ブール監督は長友を左サイドのレギュラーと考えているという。21日に行われたセリエA第1節キエーヴォ戦でも長友が先発起用されており、エルキンは出場機会を与えられなかった。
報道によると、エルキンはインテル退団と新天地への移籍を希望している模様だ。すでにスペインやドイツのクラブから打診があると伝えられており、代理人も移籍の可能性を示唆。インテル加入決定から3カ月足らずで退団が決まるかもしれない。
エルキンは1988年生まれの27歳。マニサスポルでプロキャリアをスタートし、CSAKモスクワ、ガラタサライを経て、2010年からフェネルバフチェでプレーしていた。トルコ代表としても活躍し、ユーロ2016でも2試合に出場した。
By サッカーキング編集部
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