長友(左)に指示を出すマンチーニ監督(右)[写真]=Getty Images
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、ロベルト・マンチーニ監督との契約を解消し、後任に前アヤックス指揮官のフランク・デ・ブール氏を新監督として招へいするようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』などが7日に報じている。
インテルと2017年6月30日までの契約を結んでいるマンチーニ監督だが、退任が決定的となったようだ。同紙は契約解除金が250万ユーロ(約2億8000万円)になると伝えており、マンチーニ監督とともに全スタッフとの契約も解消されることになるという。
一方、新監督候補のデ・ブール氏はすでにミラノ入りしている模様。インテルとは3年契約を結ぶものと報じられている。
また、『Fcinternews.it』によると、中国の蘇寧グループがオーナーとなったインテルは、マンチーニ監督に3年契約を提示。しかし、同監督がクラブ経営を考慮してこれを拒否したことが、契約解消の要因と伝えられている。
インテルは、プレシーズンマッチでパリ・サンジェルマンに1-3、バイエルンには1-4、そしてトッテナムには1-6といずれも大量失点で敗れており、マンチーニ監督は完全にモチベーションを失ったように見られていた。