60分からピッチに立った長友佑都(中央) [写真]=Inter via Getty Images
プレシーズンマッチが5日に行われ、トッテナムと日本代表DF長友佑都のインテルが対戦。長友はベンチスタートだった。
スコアは開始早々に動いた。4分、トッテナムのカイル・ウォーカーが右サイドの背後へのパスに反応して走り込むと、インテルの新戦力である左サイドバックのクリスティアン・アンサルディが対応。スライディングでボール奪取を試みたが、ファウルを取られてトッテナムのPKとなった。キッカーを務めたハリー・ケインが豪快に決め、トッテナムが先制に成功した。
リードを奪われたインテルは24分に反撃。左サイドを縦に突破したイヴァン・ペリシッチがペナルティーエリアに入り、強烈な左足シュートでニアサイドを破った。インテルが1-1と同点に追いついた。
追いつかれたトッテナムは40分、エリク・ラメラがペナルティーエリアの手前から思い切りよくミドルシュートを放つと、左足でコントロールされた一撃がゴール右隅を射抜き、勝ち越しに成功。2-1で前半を終えた。
後半はトッテナムのゴールショーとなった。まずは52分、ゴール前でのポストプレーからパスを受けたデレ・アリが右足ダイレクトでゴール右隅へ決め、3点目。57分にはラメラのパスを受けたケインがペナルティーエリア右角から縦を持ち出し、右足を振り抜く。強烈なシュートがゴールに突き刺さり、スコアは4-1となった。
3点ビハインドを負ったインテルは60分に4選手を交代。長友やステヴァン・ヨヴェティッチらをピッチに送り出した。
しかしトッテナムの勢いは止まらず、65分には中央突破のこぼれ球に反応したフィンチェント・ヤンセンが押し込んで5点目。77分にはシェイオン・ハリソンがゴールを決め、チーム6点目を奪った。
試合は6-1で終了。ゴールラッシュを見せたトッテナムが大勝した。一方、守備が崩壊したインテルにとっては課題が残る一戦となった。
【得点者】
1-0 5分 ハリー・ケイン(トッテナム)
1-1 24分 イヴァン・ペリシッチ(インテル)
2-1 40分 エリク・ラメラ(トッテナム)
3-1 52分 デレ・アリ(トッテナム)
4-1 57分 ハリー・ケイン(トッテナム)
5-1 65分 フィンチェント・ヤンセン(トッテナム)
6-1 77分 シェイオン・ハリソン(トッテナム)
By サッカーキング編集部
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