去就に注目が集まっているバッカ [写真]=Getty Images
日本代表FW本田圭佑が所属するミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカが、バルセロナからのオファーに断りを入れたようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が27日に報じている。
バッカはチャンピオンズリーグ出場権を持つクラブでのプレーを望んでおり、今夏の移籍市場で退団することが有力視されている。26日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、バルセロナが同選手の獲得を目指していると伝えられていた。同クラブはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールからなる“MSN”に次ぐストライカーの獲得を模索していると以前から報じられている。
しかし今回の報道によると、バッカはバルセロナからのオファーに断りを入れたようだ。同クラブはチャンピオンズリーグに出場するが、同選手は“MSN”の控え要員としての扱いを嫌ったという。バッカに対してはウェストハムからもオファーが届いていたが、チャンピオンズリーグに出場できないことから、移籍を拒んでいる。
当初はミランのアメリカツアー招集メンバーに名を連ねていたものの、バッカはチームに帯同していない。イタリアに残って個別練習を行いながら、チャンピオンズリーグ出場権を持つクラブからのオファーを待っている状態だ。とりわけ、セビージャ時代の恩師であるウナイ・エメリ監督が就任したパリ・サンジェルマンへの移籍を望んでいるものと見られるが、EU圏外の選手枠の問題によりオファーは届いていない模様。ただ、退団の可能性を報じられているブラジル代表MFルーカス・モウラがクラブを去ることになれば、バッカに念願のオファーが届くと予想されている。
By サッカーキング編集部
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