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ユーヴェ移籍のピアニッチ、ピルロとの比較に「同じようにできることを望む」

2016.07.14

ピルロ(手前左)との比較について語ったピアニッチ(中央) [写真]=AS Roma via Getty Images

 ユヴェントスに加入したボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピアニッチが、12日に記者会見に臨んだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などがコメントを伝えた。

 今夏ローマからユヴェントスに移籍することが決まったピアニッチ。背番号はユヴェントスOBで元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏をオマージュした5番になった。

 ピアニッチは会見で以下のように話した。

「(マッシミリアーノ)アッレグリ監督とはいい相互理解ができているよ。僕らは毎日会って話している。少しずつ理解を深めて、ポジションについても話し始めている。いい準備をするためにここに来ている。そして、できるだけ最高のプレシーズンにしようとしているんだ。それぞれの大会でいいスタートが切れるようにね」

「その他すべてのことは、ピッチでプレーする部分にある。僕はクラブとも監督とも議論をしてきた。ユヴェントスへ来る前にもね。僕はクラブの役に立てるよ。ローマでは3枚の中盤でプレーしてきた。足でボールを扱うことに恐れはないし、他の選手とプレーすることも好きだ。監督は僕の性質をよく知っているし、構想するポジションに置くだろう。最もチームに役立つ場所にね」

 また、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ(ニューヨーク・シティ)と比較されていることについても語った。

アンドレア・ピルロは素晴らしい選手だ。彼がここにいた間、常にセリエAのベストプレーヤーだったね。もちろん、彼はお手本だよ。ただ、僕は彼の試合をコピーすることはしない。監督が求めるような形で、自分のベストを尽くしたい。明らかに、僕と彼は違っている。ピルロは信じられないような選手で、並外れた存在だった。しかし、彼のプレーはすべて過去のことだ。クラブは僕と契約したんだ。なぜなら、僕がとても有用だと考えたからだろう。だから、僕はすべてを尽くして戦い、より強くなって、チームのトッププレーヤーになる。ピッチで価値を証明するよ」

「ピルロと比較されることは明らかに素晴らしいことだ。しかし、僕のやり方は少し違う。彼はとてもテクニカルな選手だった。足元の技術があって、チームのためにとてもうまくプレーしていた。僕は同じようなことができるし、それが実現できることを望んでいるよ」

「(フリーキックについては?)僕はリヨンでスペシャリストであるジュニーニョ・ペルナンブカーノとともにプレーしていた。ただ、いつも言っているけど、誰もが違った足で蹴っているわけだからね。技術も違うのさ。自分には自分の技術がある。それを改善させている。僕はいつも可能な限り危険であろうとしているよ。時に試合を決められるように。なぜなら、ビッグゲームほどセットプレーが重要になるからね。もっとよくなろうとしているよ。常に改善しようとしている。ただ、ユヴェントスにはセットプレーがうまい選手が多いことも知っているよ」

(記事提供:Qoly)

By Qoly

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