バルサが両サイドバック補強へ…アドリアーノはラツィオ移籍が有力

アドリアーノ・コレイア

ラツィオ移籍が有力と報じられたバルセロナのアドリアーノ [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するブラジル人DFアドリアーノ・コレイアがラツィオへ移籍する見通しとなった。バルセロナは両サイドバックの選手補強に動く模様だ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が3日に報じている。

 報道によると、アドリアーノのラツィオ移籍がクラブ間合意に達し、契約の細部を詰めるために来週中にも交渉が行われる見通しとなっている。31歳の同選手は2015-16シーズン、リーガ・エスパニョーラで8試合出場にとどまっていた。バルセロナとの現行契約は2017年6月末まで残っているが、今夏に移籍することが有力となった。移籍金は200万ユーロ(約2億3000万円)前後と見られている。

 すでにブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスのユヴェントス移籍が決定し、ブラジル人DFドウグラス・ペレイラの退団も有力となっているバルセロナ。両サイドバックの選手層が薄くなるため、補強に動くと報じられている。

 左サイドバックではスペイン代表DFジョルディ・アルバが不動の地位を確立しているものの、アドリアーノの移籍が決まった場合は「もはや純然たるバックアッパーは不在となる」と同紙は記している。また、右サイドバックはスペイン人DFアレイクス・ビダルと同MFセルジ・ロベルトがプレー可能だが、「前者はウイング、後者は中盤の選手だ」と、同氏は“本職不在”を指摘している。

 同紙はバルセロナの補強候補を列挙。ミランのイタリア代表DFマッティア・デ・シリオやボルシアMGのアメリカ代表MFファビアン・ジョンソン、レヴァークーゼンのブラジル人DFウェンデル、ビジャレアルのU-21スペイン代表DFアドリアン・マリンの名が挙げられている。

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