ローマに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコが同クラブに残留する可能性が浮上した。イタリアメディア『tuttomercatoweb.com』が報じている。
ジェコは昨年夏の移籍市場でマンチェスター・Cからレンタル料400万ユーロ(約5億円)でローマへ加入。同年10月には移籍金1100万ユーロ(約14億円)を追加して買い取りオプションが行使され、完全移籍に移行した。今シーズンはセリエAで31試合出場(先発出場は21試合)8ゴールを記録した。
ジェコに関しては4月27日付のボスニア・ヘルツェゴヴィナメディア『Sport.ba』が今シーズン限りでの退団が有力と報道。ローマのスポーツディレクターを務めるヴァルテル・サバティーニ氏がブンデスリーガやプレミアリーグのクラブと接触していると報じられていた。また、イタリアメディア『tuttomercatoweb.com』は日本代表FW本田圭佑が所属するミランがジェコの獲得を画策していると報じていた。
上記のとおり、ローマ退団が有力視されているジェコ。しかし今回の報道では、残留の可能性が伝えられている。大手メディア『Sky』に対して、ローマのルチアーノ・スパレッティ監督が以下のようにコメントした。
「我々は来シーズンも彼を残すつもりだ。ローマに来る前に見せていたポテンシャルを発揮してほしいし、それをテストしたいと思っている。彼がこのチームにいてくれて、我々は嬉しく思っているよ」
去就に注目が集まるジェコ。来シーズンはどのクラブでプレーすることになるだろうか。