ナポリ、サッリ監督と新たに4年契約…就任1年目でリーグ2位に導く

マウリツィオ・サッリ

就任1年目でナポリをセリエAの2位へ導いたサッリ監督 [写真]=Getty Images

 ナポリは27日、マウリツィオ・サッリ監督と新たに4年契約を結んだことを発表した。

 サッリ監督は昨夏にエンポリの監督を辞任し、ラファエル・ベニテス監督の後任としてナポリの指揮官に就任。契約は2016年6月までの1年だったが、成績によっては2年目以降の延長オプションが付いていた。

 同監督は就任当初、ビッグクラブを指揮した経験がないことから否定的な意見を多く浴びせられたが、1年目からチームを優勝争いへと導いた。最終的にはユヴェントスにセリエAの5連覇達成を許したが、2位でリーグ戦を終えて来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。

 また、同クラブ公式サイトは、ナポリの会長を務めるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏が自身の公式ツイッターで綴ったコメントを掲載。「親愛なるサポーターのみなさん、私はローマでサッリ監督と会ったよ。それは、素晴らしい4年間に向けての土台を築くためだ」と、契約延長に至ったことを報告した。

 さらに同会長は、ツイッターのアカウントを持っていないサッリ監督のコメントも自身の公式ツイッターに綴り、「会長は私に素晴らしい行為をしてくれて、まるで家族の一員かのように扱ってくれた。あらゆる観点から満足のできる契約をオファーしてくれたよ。本当に感謝している」と、同監督は契約延長に感謝と喜びを示した。

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