ナポリとローマがCL出場、完封負けインテルはELへ/セリエA第36節

トッティ、イグアイン、長友

ナポリとローマが2位争い、インテルは4位か5位でのフィニッシュが確定 [写真]=Getty Images

 セリエA第36節が4月30日から5月2日にかけて各地で行われた。

 前節で5連覇を決めた首位ユヴェントスは4月30日にカルピをホームに迎え、2-0で快勝。リーグ戦10連勝、26試合負けなしで勝ち点を88に伸ばした。

 また2位ナポリは5月2日にアタランタとホームで対戦。アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの2ゴールで2-1と競り勝ち、勝ち点を76に伸ばした。イグアインは今シーズンの得点数を「32」として得点ランク首位を独走している。

 そして3位ローマは同日、ジェノアとアウェーで対戦。77分に途中出場の元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが同点ゴール、87分にはイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが逆転ゴールを決め、3-2と勝利を収めた。ローマは勝ち点を74とし、3位以上が確定。チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。セリエAは2位のクラブが翌シーズンのチャンピオンズリーグ本大会に出場、3位のクラブはプレーオフからの出場となる。

 一方、4位につけている日本代表DF長友佑都のインテルは敵地でラツィオと対戦し、0-2と完封負け。3位ローマとの勝ち点差が「10」に広がり、残り2試合での逆転が不可能となった。インテルは4位以下が確定し、チャンピオンズリーグ出場権を逃した。同時に5位以上でのフィニッシュも決まり、来シーズンのヨーロッパリーグ参戦が決まった。5位フィオレンティーナとの勝ち点差は「4」となっている。セリエAは4位のクラブが翌シーズンのヨーロッパリーグ本大会に出場、5位のクラブは予選3回戦からの出場となる。

 セリエA第36節の結果は以下のとおり。

■セリエA第36節
ウディネーゼ 1-5 トリノ
キエーヴォ 0-0 フィオレンティーナ
ユヴェントス 2-0 カルピ
エンポリ 0-0 ボローニャ
ミラン 3-3 フロジノーネ
サッスオーロ 1-0 ヴェローナ
パレルモ 2-0 サンプドリア
ラツィオ 2-0 インテル
ジェノア 2-3 ローマ
ナポリ 2-1 アタランタ

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