「記事を見て驚いた」…ローマ指揮官、トッティとの口論を完全否定

トッティ、スパレッティ

スパレッティ監督(右)がトッティ(左)と口論をしたという報道を否定 [写真]=Getty Images

 ローマのルチアーノ・スパレッティ監督が、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティと口論をしたという報道を完全否定した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が17日に報じている。

 ローマは17日、セリエA第33節でアタランタとアウェーで対戦。27分までに2点を先行したが、前半のうちに同点に追いつかれ、50分に逆転ゴールを許した。しかし、78分に途中出場したトッティが86分に同点ゴールを決め、3-3の引き分けに持ち込んだ。

 今シーズン限りで退団する可能性を報じられているトッティのゴールで勝ち点1を掴んだローマ。試合後、トッティとスパレッティ監督が口論を行ったと報じられた。しかし同監督は「口論、さらにはもっと悪く、私が選手に対して手を出したという報道を断固として否定する。記事を見て驚いた」と話し、「私は退席処分を命じられていたが、通路から選手とともにピッチに戻ってはいない。私は選手をロッカールームの前で待っていて、試合内容に満足していなかったので(選手たちに)話すべきことがあったんだ」と、状況を説明。報道内容を完全否定した。

 またローマの公式HPには、スパレッティ監督が「時間を失うのはもう十分だ。明日からは次節のトリノ戦(20日の第34節)に向けて、準備を進めていく」とコメントした旨が掲載されている。

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