本田所属のミラン指揮官、今季限りで退任か…会長の現場介入に不満

ミランを率いるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 日本代表FW本田圭佑が所属するミランのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督が、今シーズン限りで退任する決意を固めた。7日、イタリアメディア『Sky』が報じている。

 同メディアによると、これまでのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長の現場介入に、ミハイロヴィッチ監督が嫌気を感じたことで今シーズン終了後に指揮官を辞任すると報じられている。現段階では、クラブやミハイロヴィッチ監督から確認は取れていない。

 ベルルスコーニ名誉会長は、0-2と敗戦したセリエA第28節サッスオーロ戦の前には「私は(ジャコモ・)ボナヴェントゥーラをレジスタ(司令塔)の位置で起用することを考えている。彼は素晴らしいパサーだからね」と言明。現場介入を思わせる発言をしていた。

 同名誉会長は、これまでも度重なり、チームの戦い方に苦言を呈するなど現場介入を行ってきた。とりわけ、自らが嗜好する「4-3-1-2」のシステムを指揮官に強要し、これまでにも数々の監督と対立している。

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