コッパ・イタリア準決勝セカンドレグが2日に行われ、ユヴェントスはアウェーで日本代表DF長友佑都が所属するインテルと対戦し、PK戦の末に決勝進出を果たした。PK戦で最後のキッカーを務めたレオナルド・ボヌッチが、試合後にイタリアメディア『Rai』のインタビューに応じている。
ファーストレグで3-0と快勝も、セカンドレグではまさかの3失点を喫し、PK戦までもつれこんだ試合についてボヌッチは「自分たちで試合を難しくしてしまった。自分がユーヴェに入団してから最悪の試合だったよ。PK戦に幸運にも持ち込んだ。後はくじのようなものだったね。我々は試合の入り方を誤ってしまい、インテルを手助けしてしまった」と語り、最悪のパフォーマンスであったことを認めた。
そして、キャプテンマークを着けたことについて「(ピエルマリオ・)モロジーニに捧げる。もうすぐ彼の命日だ。いつも彼の死を心に抱いていた」と語り、2012年4月にピッチの上で亡くなった元リヴォルノのMFピエルマリオ・モロジーニ氏に思いを馳せていることを明かしている。
決勝戦は5月21日にローマ・スタディオ・オリンピコで行われ、ユヴェントスは日本代表FW本田圭佑が所属するミランと対戦する。