ローマに所属する元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが、同クラブとの契約更新に向けて動いている。イタリア紙『イル・テンポ』が23日に報じた。
21日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、トッティは「このような状況ではローマにはいられない。ベンチに置かれることで私は傷つけられている」などと、ルチアーノ・スパレッティ監督の起用法を批判し、退団を示唆するコメントを口にした。同日に行われたセリエA第26節パレルモ戦で、トッティは招集メンバーから外れた。
スパレッティ監督との対立により、今シーズン限りでの現役引退の可能性がささやかれているトッティだが、『イル・テンポ』によれば、契約更新に向けて動いている模様だ。ただローマ側は、トッティの意に反して幹部入りを望んでいるとも報じられている。また、ローマのジェームズ・パロッタ会長が28日にもアメリカからイタリアに入り、トッティとスパレッティ監督を交えて会談することが予想されている。