ユヴェントスがイタリア杯ベスト4進出を決めた [写真]=Getty Images
コッパ・イタリア準々決勝が20日に行われ、ラツィオとユヴェントスが対戦した。
現在、セリエAで10連勝中のユヴェントス。17日のセリエA第20節では、アウェーでウディネーゼに4-0と快勝している。中2日で臨む一戦、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は先発メンバーを6名入れ替えた。GKにネトを起用し、ウルグアイ代表DFマルティン・カセレスとMFポール・ポグバ、イタリア代表MFステファノ・ストゥラーロもスタメン入り。前線はイタリア代表FWシモーネ・ザザとスペイン代表FWアルバロ・モラタが務める。
一方のラツィオは、17日のセリエA第20節ボローニャ戦から先発メンバーを3名変更。前線には元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼが起用された。
前半、両チームはなかなか決定機を作り出すことができない。26分にはユヴェントスのザザが右サイドからのロングパスに抜け出し、ペナルティーエリアに入ったものの、シュートはうまくミートしなかった。27分にはポグバがミドルシュートを放ったが、GKエトリト・ベリシャの好守に阻まれた。前半はスコアレスで終了した。
後半立ち上がり、チャンスを迎えたのはユヴェントスだった。51分、モラタがスルーパスに抜け出してペナルティーエリア左側へと進入。シュートはGKベリシャの足に阻まれ、こぼれ球に反応したザザが無人のゴールへ蹴り込んだが、ゴール右側のサイドネットへと外れた。
決定機を逃したユヴェントスだが、15分後に先制点を奪った。66分、ポグバが左サイドからフィードを送り、ザザがトラップからペナルティーエリア手前へ。ミドルシュートは左ポストに弾かれたが、こぼれ球に反応したシュテファン・リヒトシュタイナーがゴールへと蹴り込む。GKベリシャがゴールライン上で弾き出したようにも見えたが、ゴールラインテクノロジーが得点と判定。ユヴェントスが均衡を破った。
ビハインドを負ったラツィオは、フェリペ・アンデルソンやアレッサンドロ・マトリを投入して反撃を期すが、同点ゴールを奪うことはできず。ユヴェントスが1点差で逃げ切り、試合は1-0で終了。連覇を狙うユヴェントスがベスト4進出を決めた。準決勝では、日本代表DF長友佑都のインテルと対戦する。
なお、両チームの次戦は24日のセリエA第21節。ラツィオはキエーヴォと、ユヴェントスはローマと、それぞれホームで対戦する。
【スコア】
0-1 66分 シュテファン・リヒトシュタイナー(ユヴェントス)
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