インテル、グアリンの後釜にソリアーノを獲得へ…ミランと争奪戦か

ソリアーノ

インテルとミランが獲得に動いていると報じられたFWソリアーノ [写真]=Getty Images

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルの今冬の移籍市場における補強の最優先課題が、サンプドリアのイタリア代表MFロベルト・ソリアーノの獲得と報じられている。イタリアメディア『メディアセット』が14日に伝えた。

 インテルは、コロンビア代表MFフレディ・グアリンの退団が確実視されている。移籍先には一時は中国の江蘇蘇寧が挙げられていたが、現在はロシアのゼニトへ移籍することが決定的となったとの見方が強まっている。いずれにしろ、インテルを退団する見通しとなっているグアリンの後釜として、インテルはソリアーノの獲得に迫ることになると報じられている。

 報道によると、インテルはソリアーノの獲得にあたり、ブラジル人DFドドとイタリア代表DFアンドレア・ラノッキアを期限付き移籍でサンプドリアに譲渡し、さらに1000万ユーロ(約12億8000万円)の移籍金を支払うことになる。なお、ソリアーノに関してはミランが食指を伸ばしていることも以前から伝えられており、同選手の獲得を巡ってミラノ・ダービーの様相を呈し始めている。

 ソリアーノは1991年生まれの24歳。バイエルンとサンプドリアの下部組織出身で、2010-11シーズンに期限付き移籍先のエンポリでプロデビューを果たした。2011年にサンプドリアへ復帰し、現在に至る。今シーズンはセリエAで19試合に出場し、6得点を挙げている。

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