日本代表FW本田圭佑が所属するミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマが自身の夢について語った。26日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
現在16歳のドンナルンマはイタリアメディア『Sky Sport 24』のインタビューに応じ、夢は「スクデットとチャンピオンズリーグ（CL）制覇」と明言した。
また、「僕は生まれた時からミラニスタなんだ。兄弟がミランでプレーを始めて、情熱が本物の愛になったんだよ」と話し、生粋のミランファンだと強調した。
故郷についても言及し、「僕は14歳で故郷のカステッランマーレ・ディ・スタービアを去った。家族や友人と離れるのは簡単じゃなかったよ。最初は厳しかったけど、夢を追い続けるために早く慣れなければいけなかったんだ」と、若くして故郷を離れた時の胸中を明かした。
ユヴェントスに所属するイタリア代表ジャンルイジ・ブッフォンに憧れを抱いていたドンナルンマ。11月21日に行われたユヴェントス戦を振り返り、「夢の1つは、（ジャンルイジ）ブッフォンに会うことだった。1カ月前に会ったように、できれば対戦して近くで知り合いたいと思っていたんだ。ユヴェントス戦後に抱き合ったときは感動したよ。賛辞をくれたからね、すごく感謝している」と、夢のようなひとときだったと語った。
最後に、今シーズンのパフォーマンスについて触れ、「僕らはもっとやれたはずだけど、不運もあったと思う。フロジノーネ戦の快勝で、落ち着いてクリスマスを過ごすことができたよ。最後にはCL出場権を獲得できるように願っている。僕らはあまりに長く欧州の舞台から遠ざかっているからね。そしてもちろん、目標は優勝だよ。ミラニスタとして、僕は偉大な選手たちがそれを成し遂げるのを見てきた。僕もいつかは彼らのようになりたい」と、来年の巻き返しを誓った。
ミランは、来年の1月6日に行われるセリエA第18節でボローニャをホームで迎える。