直川公俊氏がセリエDのノート・カルチョ副会長に就任…決め手は「チームの方向性に共感」

直川公俊

ノート・カルチョの副会長に就任した直川公俊(右)

 イタリアのセリエDに所属するノート・カルチョは、和歌山県出身の直川公俊(のうがわきみとし)氏がクラブの副会長に就任したことを発表した。

 直川氏は立正大学淞南高校時代に、全国高校サッカー選手権大会に出場。大学時代の2003年2月には、イタリア・セリエAのブレッシャに短期留学し、当時在籍していたロベルト・バッジョやジョゼップ・グアルディオラらと練習を行っている。その後、ロンドリーナEC(ブラジル)、グールニク・ザブジェ(ポーランド)、FCMトラゴビスタ(ルーマニア)、ポルト・デ・パンタン(フランス)、キャノン・ヤウンデ(カメルーン)、ブレッシャ(イタリア)、ZKSスタル・スタロワ・ウォラ(ポーランド)を経て、2009年夏に現役を引退。2013から2015年には、セリエDのリカータ・カルチョで会長職を務めていた。

 ノート・カルチョの会長は、トリノでプレー経験のあるグラッツィアーノ・ザーニ氏。「ノートは世界遺産にも登録されている街でとても魅力的。グラッツィアーノ会長とも旧知の仲でチームの方向性について共感できる部分が多く、オファーを受けた」と直川氏は明かしている。

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