ビアビアニー、心臓病を乗り越え今季初ゴール「チームメイトに感謝」

フロジノーネ戦で得点を挙げたFWビアビアニー [写真]=Getty Images

 セリエA第13節が22日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでフロジノーネに4-0と勝利を収め、単独首位に浮上した。この試合で今シーズンの初ゴールとなるチームの先制点をマークしたFWジョナタン・ビアビアニーが試合後、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じた。

 昨シーズン途中に発覚した心臓病の不整脈を乗り越えたビアビアニーは「我々は良い結果を残すことができて、満足しているよ。この試合は難しく、勝利することが重要だったんだ。2シーズンぶりとなるゴールを決めることができて嬉しく思うね。特にチームメイトには感謝しているよ」と話し、久しぶりのゴールに喜びを示した。

 さらに今シーズン初の先発出場となったことについては「監督と話し、自分を出場させたいとは言っていたが、いつも明確な答えは示さない。チームの競争を促すためには、こういったやり方で良いと思う」と言明し、チームを指揮するロベルト・マンチーニ監督の起用法に理解を示した。

 そして、同時多発テロに見舞われた母国フランスについては「パリには家族がいるから、連絡を常に取っているよ。酷いことが起こっているが、団結することが重要だ」と述べ、パリに家族を残し不安な毎日を過ごしていることを明かした。

 首位に立ったインテルは次節、アウェーで2位のナポリと対戦する。

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