2015.11.23

相手のキーマン封じを任された長友、監督の信頼に「本当に幸せなこと」

長友佑都
フロジノーネ戦で先発出場したインテルDF長友佑都(左) [写真]=Inter via Getty Images
サッカー総合情報サイト

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、22日に行われたセリエA第13節でフロジノーネと対戦し、4-0の快勝を収めた。試合後、右サイドバックで3試合連続の先発出場を果たした長友が取材に応じた。

 試合は、29分にジョナタン・ビアビアニーの得点でホームのインテルが先制すると、53分にマウロ・イカルディ、87分にジェイソン・ムリージョが追加点を獲得。さらに後半アディショナルタイムにもマルセロ・ブロゾヴィッチがダメ押しのゴールを挙げて、4-0の快勝を収め4連勝となった。

 長友は、日本代表として12日のシンガポール代表戦、17日のカンボジア代表戦で2試合ともフル出場。インテルに戻っても、中4日のフロジノーネ戦で3試合連続のスタメンを勝ち取った。「試合を先発から出るということは本当に選手としてもうれしいことだし、監督が僕を選んで下さったというのは、本当に幸せなことでもある」とロベルト・マンチーニ監督の期待を素直に喜んだ。

 しかし、ここ2試合左サイドでプレーしていた長友は、同試合で右サイドに変更された。その理由には、相手のキーマンであるイタリア人MFダニーロ・ソッディモとのマッチアップを任されたからだという。「監督に言われたわけではないですけれども」とする長友だが、その発言にはあきらかに監督の信頼度が高まっていることを感じさせた。

「右も左もプレーできるんで監督の戦術の中で何かあったのではないかと思う。相手の10番(ソッディモ)とマッチアップで、あの選手がけっこう基点になるっていうのはミーティングでもあったので、しっかりと守備を意識して入った。監督が僕を右サイドにしたというのは、そこがあったのではないかと思います」

 さらに、その期待に応えて相手キーマンを封じる自信があったという長友。「僕自身もフィジカル・コンデションがいい状態なので、しっかりと1対1を自分の前で戦えれば問題ないと思ってやっていた」と明かし、「期待に応えられるようなプレーを続けていかないといけない」と改めて気を引き締めた。

 長友の貢献もあり、チームは4試合連続の完封勝利。観戦に訪れたインテルサポーターも同選手の活躍を認め、交代時には熱い拍手が送られた。「ファンからの応援は選手にとってすごい力にもなるし、ああやって“応援してくれている”っていう拍手で送り出してくれるのは、本当にうれしいです」と喜んだ。

 だがその一方で、60分での交代については「ケガではないですけど、ちょっと張りがあったので。2対0になったし、無理するところではないということで」と説明。「左の(太)もも裏で。前半から軽く張りもあった」とし、1月のアジアカップでは右太ももを負傷していただけに心配されるが、本人は「でも全然大丈夫です」とコメントした。

 また、試合前には13日にパリで起きた同時多発テロの犠牲者を追悼するため、フランス国歌が流れた。ピッチ上で聞いていた長友は、「やっぱり1人の人間として、本当に悲しい出来事。ただ僕はサッカー選手としてピッチの上で、応援してくださる方々だったり、インテルを応援してくださる方もそうだし、全ての方々に希望や夢を届けられることを信じて戦っています。ピッチに立ったらそのことを考えて今日はやっていました」と心境を語った。

 勝利したインテルは首位浮上。次節は30日にアウェーで2位ナポリと対戦する。長友は、「大事な試合だし注目される試合でもあると思うので、僕らはやっぱり1位にいるということもあるし、絶対負けられない戦い。1試合1試合まだ長い戦いは続くんで、ナポリ戦は全てを出し切るしかない」と意気込みを語った。

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