チェゼーナのU-20伊代表MFを巡って争奪戦か…ナポリなどが興味

U-20イタリア代表のMFセンシ(左) [写真]=Bongarts/Getty Images

 セリエBのチェゼーナに所属するU-20イタリア代表MFステファノ・センシの獲得に向けて、ナポリをはじめ複数のクラブが動いていることが分かった。16日付のイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 同紙によると、チェゼーナのリーノ・フォスキSD(スポーツ・ディレクター)は、攻撃的MFを主戦場とするセンシについて、「彼のポジションにはあまりあるほどの優れる選手はいない。昨日のバーリ戦にはたくさんのクラブから視察に訪れていた。その中にはナポリも含まれ、センシに熱い視線を送っている。試合後に私は誰とも夕食をともにしていないが、(ナポリSDのクリスティアーノ)ジュントリとは言葉を交わした。彼はセンシへの興味を隠してはいなかったね」と言明し、ナポリが関心を高めていることを打ち明けている。

 また、センシには、日本代表FW本田圭佑が所属するミランや同代表DF長友佑都が所属するインテルも獲得を画策している模様。インテルはチームを率いるロベルト・マンチーニ監督が自らバーリ戦の観戦に赴いていた。

 現在20歳のセンシは、今シーズンのセリエBで12試合に出場し2得点をマーク。類まれな戦術眼とテクニックを要していることから、ニューヨーク・シティに所属するイタリア代表MFアンドレア・ピルロやパリ・サンジェルマンに所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティの後継者になれる存在と目されている。

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