ミラン、今冬にボアテングと契約へ…インテルとの親善試合にも出場

インテルとの親善試合にミランの一員で出場したMFボアテング(右) [写真]=Getty Images

 日本代表MF本田圭佑が所属するミランが、同クラブのトレーニングに参加している同代表DF内田篤人が所属するシャルケのガーナ代表MFケヴィン・プリンス・ボアテングと、冬の移籍市場で契約を結ぶことが濃厚となった。12日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 2013年夏にミランからシャルケに移籍したボアテングは、昨シーズン途中にシャルケから構想外とされ退団の可能性が強まったものの、移籍が成立せずにシャルケに残留。しかし、トップチームでの練習参加や試合出場が禁止されていることから、古巣のミランでトレーニングに参加することとなった。

 ミランでは、モンツァとの練習試合や、トロフェオ・ルイージ・ベルルスコーニで日本代表DF長友佑都が所属するインテルとの親善試合に出場。ミランを率いるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督から高い評価を受けていた。また、同監督が企画したチームの夕食会にも参加するなど、既にチームの一員のような扱いを受けている。さらに、FWマリオ・バロテッリとFWジェレミー・メネズの2人が長期離脱を強いられ、現在も復帰の目処が立っていないことから、ボアテングを獲得する確率が高まっている模様だ。

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