ミランに所属する日本代表FW本田圭佑 [写真]=Getty Images
ミランに所属する日本代表FW本田圭佑が、移籍の希望を同クラブのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長に伝えた模様だと、イタリア紙『コリエレ・デッラ・セーラ』が報じ、同国メディア『MilanNews.it』が5日に伝えた。
本田は、今シーズンのセリエA開幕スタメンを勝ち取るが、徐々に出場機会が減ると、ここ4試合は80分以降の途中出場が続いている。今シーズンからチームを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督は、ここ3試合で「4-3-3」を採用。右FWにはイタリア代表FWアレッシオ・チェルチがレギュラーとして起用され、本田は2番手と見られている。
この状況から、同じセリエAのボローニャや、プレミアリーグのウェストハムなどへの移籍も報じられてきた本田。同メディアによると、同選手がガッリアーニ副会長と話し合いを行い、移籍の希望を伝えたという。しかし同副会長は、1月の移籍市場で本田を売却する意向はない模様。だが、同選手の契約は2017年夏までのため、去就がここ数カ月で決まる可能性もあると見られている。
ミランは7日に行われるリーグ第12節でアタランタと対戦する。左FWでレギュラーのイタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラは累積警告で出場停止のため、本田が7試合ぶりの先発出場をすると見込まれている。