セリエA第9節が25日に行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するミランはサッスオーロとホームで対戦し、2-1で勝利を収めた。
この試合で16歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマが先発出場し、セリエAデビューを果たしている。試合後、前節まで正GKを務めていた元スペイン代表GKディエゴ・ロペスがインタビューに応じた。25日付のスペイン紙『アス』が報じている。
今シーズン初めてリーグ戦でスタメンを外れたD・ロペスは、「僕は今日の試合の主役じゃない。僕は冷静だし、落ち着いているよ」と、落胆している様子は見せなかった。
ドンナルンマについては、「僕は常にミランのことを考えるようにしてきた。監督の決定を尊重するよ。チームメート(ドンナルンマ)を支えるさ」と話し、監督の起用法に納得している見解を示した。
一方、代表取締役のアドリアーノ・ガッリアーニ氏は、「我々には3人の守護神がいる。監督には最もコンディションが良いと思うGKを起用する権利と義務があると思う」と、GKの選択についての持論を展開した。また、「ロペスのことは全面的に信頼しているよ。少し落胆していることは分かる。だが、監督の選択を尊重しなければいけない」と続け、先発を外れたD・ロペスを擁護した。
次節、ミランは28日にホームでキエーヴォと対戦する。