結果に不満も忍耐を求めるユーヴェ指揮官「いない人の話はやめよう」

アッレグリ

ユヴェントスを率いるアッレグリ監督 [写真]=Getty Images

 セリエA第3節が12日に行われ、ユヴェントスはホームでキエーヴォと対戦し1-1で引き分けた。試合後、マッシミリアーノ・アッレグリのコメントをイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 開幕から2連敗中のユヴェントスは、2連勝で首位に立つキエーヴォの勢いを止めることができず、開始5分に先制点を許してしまう。終盤にPKでなんとか同点としたものの、今シーズンの初勝利はお預けとなった。

 指揮官は、「我々は勝ち点3を望んでいた。当然、満足していない。ただ試合へのアプローチは悪くなかったんだ」と、結果への不満を口にし、「ユヴェントスが3試合でわずか1ポイントというのはあってはならない。我々は勝てないことに慣れていないんだ。気持ちの面で改善し、そして勝利を取り戻さなければならない」と、コメントしている。

 また、この試合でベンチスタートとなったフランス代表MFポール・ポグバについては、「ポグバはフランス代表で戦ってきたから休ませることにした。(シュテファン・)リヒトシュタイナーと(ジョルジョ・)キエッリーニもだ」と、コンディションを考慮しての采配だったと説明。またけがからの復帰を果たし先発出場したものの前半45分のみでベンチに退いたイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオに関しては、「彼は内転筋に問題を抱えてしまった。様子を見なければならない」と再び負傷したことを明かした。

 そして、「昨シーズンいた人の話はやめよう。我々は新しいチームで、新しい選手には時間が必要だがシーズンは長い。今はまず、最高のチームであるマンチェスター・Cとの戦いに向けて準備をするよ」と、新戦力が結果を出すまでには忍耐が必要だと話し、15日に控えるチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のマンチェスター・C戦に向けて気持ちを切り替えている。

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