2015.08.31

ユーヴェ史上初の開幕連敗…ローマがボスニアコンビの活躍で決戦制す

ピアニッチ
先制点を決めたピアニッチ(中央) [写真]=AS Roma via Getty Images

 セリエA第2節が30日に行われ、ローマとユヴェントスが対戦した。

 昨シーズンの王者ユヴェントスと2位のローマ早くも直接対決を迎えた。ホームのローマは開幕戦のヴェローナ戦を1-1で引き分け、白星スタートを飾ることができなかった。一方、ユヴェントスはホームでウディネーゼと対戦し、0-1でまさかの黒星を喫した。互いに順調なスタートを切れなかったため、第2戦でライバルを破って勢いに乗りたいところだ。

 試合は立ち上がりからローマがユヴェントスを押し込む展開となる。5分、右サイドからアレッサンドロ・フロレンツィがクロスを上げると、中央のコンスタンティノス・マノラスが触り、ファーサイドのセイドゥ・ケイタが左足でシュートを放った。しかし、ここは枠の左に外れてしまう。さらに8分、高い位置でポール・ポグバからボールを奪うと、ゴール前でモハメド・サラーからパスを受けたイアゴ・ファルケが左足でシュートを狙ったが、ここは枠の左上に外れてしまった。

 その後もペースを握るローマ。24分、右サイドのラジャ・ナインゴランがエリア右横のサラーへパスを出すと、サラーがゴール前のミラレム・ピアニッチへマイナスのボールを送る。ピアニッチがダイレクトでミドルシュートを放ったが、ここは左ポストに当たってしまい、ゴールを割ることができない。

 前半の終盤にかけてはユヴェントスが落ち着きを取り戻したが、大きなチャンスが生まれることなく、スコアレスで前半終了を迎えた。

 後半立ち上がりの57分にローマがチャンスを迎える。エリア内中央でピアニッチがパスを受けると、反転して左足でシュートを放った。しかし、ボールの勢いはなく、GKジャンルイジ・ブッフォンにキャッチされてしまった。さらに60分にはエリア内左でエディン・ジェコがフリーでボールを受けたが、シュートはまたしてもブッフォンに防がれてしまった。

 ようやく均衡が崩れたのは61分。ローマがエリア正面やや左でFKを獲得すると、ピアニッチがこれをゴール左に決め、ローマが先制に成功した。

 先制されたユヴェントスは62分にマリオ・マンジュキッチを下げて、負傷明けのアルバロ・モラタを投入した。65分、今度はユヴェントスがゴール前で直接FKを獲得し、パウロ・ディバラが左足で狙ったが、ここは枠の右に外れてしまった。さらに70分、右CKからディバラがクロスを上げるとポグバがヘディングで合わせたが、わずかに枠の左に外れた。

 ローマはややユヴェントスに流れを持っていかれたが、すぐさま反撃に出る。71分にナインゴランが強烈なミドルシュートを放ったが、ここもブッフォンがなんとか弾き出した。

 ユヴェントスは72分にロベルト・ペレイラを、75分にフアン・クアドラードを投入して同点弾を目指す。しかし、ユヴェントスがピンチを迎える。78分、パトリス・エヴラが2枚目の警告を受けて退場となる。

 すると次の得点を決めたのはローマだった。79分、ロングボールに抜けだしたファルケがエリア左から高いクロスを上げると、中央のジェコが高い打点のヘディングで決めてローマが追加点を挙げた。

 苦しくなったユヴェントス。87分にカウンターからペレイラが右サイドを突破し、エリア右に進入する。折り返しのボールを中央に送ると、ディバラがこれを押し込んで1点差に詰め寄った。

 終盤のピンチを新加入のGKヴォイチェフ・シュチェスニーを中心に守りきり、ローマが昨シーズンの王者ユヴェントスを2-1で下した。ローマはボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のピアニッチとジェコのゴールで今シーズン初勝利を手にしている。一方、ユヴェントスはセリエA史上初の開幕2連敗となった。

 次節、ローマは敵地でフロジノーネと、ユヴェントスはホームでキエーヴォと対戦する。

【スコア】
ローマ 2-1 ユヴェントス

【得点者】
1-0 61分 ミラレム・ピアニッチ(ローマ)
2-0 79分 エディン・ジェコ(ローマ)
2-1 87分 パウロ・ディバラ(ユヴェントス)

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