レアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督は攻撃の強化をめざし、ユヴェントスに所属するスペイン人FWフェルナンド・ジョレンテの獲得をクラブに希望したといわれるが、クラブは「はっきりとした嘘情報」と明言した。スペインテレビ局『ラ・セクスタ』が報じている。
レアル・マドリードは2014－2015シーズンにマンチェスター・Uからのレンタル移籍でプレーしていたメキシコ代表ハビエル・エルナンデスを買い取らないことを決めた。そのためポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、ウェールズ代表MFガレス・ベイルを支えるCFがフランス代表FWカリム・ベンゼマしかおらず、スペインの複数メディアは指揮官がベンゼマと同じ役割をこなせる選手を求め、そこでジョレンテの名前を挙げたと伝えていた。
ジョレンテにとっても現在の境遇を考えると悪い話ではない。クラブと2シーズン契約が残っているが、2014－2015シーズンはスペイン代表FWアルバロ・モラタのサブとして過ごし、さらに同クラブはジョレンテと同じく空中戦に強いクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチを獲得した。また、ユヴェントスはジョレンテを放出するため、ミランに移籍を持ちかけたとも言われている。
しかし同メディアによればレアル・マドリードは指揮官がジョレンテを求めているという報道を「嘘の情報」だと否定しているようだ。