両サポが大荒れのトリノ・ダービー…紙爆弾投げられ9人が病院に搬送

トリノ

サポーターと勝利を喜ぶトリノの選手たち [写真]=Getty Images

 セリエA第32節が26日に開催され、トリノとユヴェントスによる“トリノ・ダービー”が行われた。この試合で、9人のトリノ・サポーターが紙爆弾の爆発により病院に搬送されたと、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 試合の序盤にユヴェントス・サポーターのエリアから、トリノ・サポーターのエリアに向け紙爆弾が投げ込まれた模様。トリノ・サポーターの9名が負傷し、病院へ運ばれている。試合が開始するとすぐに双方のエリアからは、爆竹、発炎筒などが投げ込まれ、両サポーターの対立はヒートアップしていた。現在は警察がビデオ映像をもとに、紙爆弾を投げ込んだ人物の特定を急いでいる。

 試合は、トリノの20年ぶりダービー勝利という形で決着がついたが、またしてもサポーターの愚行により、負傷者が出る事態に発展してしまった。

モバイルバージョンを終了