チーム低迷も前向きな姿勢…本田「一気に好転する可能性はある」

本田圭佑

エンポリ戦に出場した本田(右) [写真]=Getty Images

 セリエA第23節が15日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはエンポリと1-1で引き分けた。

 前節でトップ下を務めた本田は、右MFとして同試合に先発出場。状況に応じて異なるポジションでプレーしていることについて、試合後「良い状況ならば、タスクはわりとはっきりします。ただ、けが人やコンディションなどでポジションが変わっているのはチーム状況がそれを表していると思います。迷っている部分があるのかなと感じています」と語った。

 第7節のヴェローナ戦以来、ゴールから遠ざかっていることに関しては「タイミングだと思います。1点目の場面も、例えばデストロがいなければ僕が点を取れていたと思います。前半戦は、ああいうクロスは基本的に僕の得点シーンでした」と主張。さらに「全部のタスクをしながら、そこをやるということも求められているから、それに関してはさらに運動量を増やしていきたいです。求められているものは高いですが、悲観的になっても仕方がないです」と述べた。

 また、2015年に入ってから、ミランはリーグ戦でわずかに1勝と苦しい状況が続いている。今後に向けて、本田は「一生懸命やっていますし、監督と同じビジョンを見ているつもりです。同じビジョンではないかなと感じた時は、監督とミーティングもします」と語り、「もうちょっと、みんなが前を向いてやれば、一気に好転する可能性は感じています」と前向きな姿勢を見せた。

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