日本代表DF長友佑都のインテルが、バイエルンに所属するスイス代表MFジェルダン・シャキリの獲得に近づいていることがわかった。イタリアメディア『SportItalia』が5日に報じている。
報道によると、インテルのエリック・トヒル会長がシャキリについて、シーズン終了後に1500万ユーロ（約21億6000万円）での買い取りが義務付けられたレンタル移籍での獲得を了承した模様。同じく獲得に乗り出しているリヴァプールが出している条件に等しいオファーが、インテルから提示されるものとみられる。一方、シャキリに早くから関心を示していたユヴェントスは、インテルやリヴァプールが提示する条件を示せず、争奪戦から後退している。
シャキリは1991年生まれの23歳。2012年にバーゼルからバイエルンに移籍した。ブラジル・ワールドカップではグループステージ第3節のホンジュラス代表戦でハットトリックを達成するなど活躍し、スイス代表のベスト16進出に貢献。今シーズンはブンデスリーガ第17節終了時点で9試合出場1得点を記録しているが、先発出場は3試合のみとなっている。