サポーターを威嚇のトリノ指揮官…1試合のベンチ入り禁止処分

ヴェントゥーラ

ピッチの選手に指示を出すトリノのヴェントゥーラ監督 [写真]=Getty Images

 トリノのジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督が2日、1試合のベンチ入り禁止処分をセリエAのスポーツ判事から命じられた。イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 ヴェントゥーラ監督は、11月30日に行われたユヴェントス戦後、トリノ・サポーターに挑発されると、自らの手を首に当て相手の首を切るような印象を与える行為をしていた。

 スポーツ判事は「サポーターに容認できないような威嚇行為、恐怖に駆られる表情が向けられていたため」と処分の理由を説明している。

 ヴェントゥーラ監督は試合直後にイタリアメディア『Sky』のインタビューに応え、「一人のサポーターが私の冷静さを失わせた。このような素晴らしいパフォーマンスを見せた試合後に選手たちをあのように侮辱してはならない。あのようなサポーターはスタジアムに来ることだって許されない。選手に敬意を払うことが必要。リスペクトすべき言葉を覚えなければいけない。自分のジェスチャーに関しては全ての人に謝りたい。だが我々も人間だ」と話し、侮辱的な言葉を発していたサポーターを非難しつつも、謝罪を表明している。

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