サンパウロに所属する元ブラジル代表MFカカが、日本代表FW本田圭佑が所属する古巣ミランについて言及した。クラブ公式チャンネル『ミラン・チャンネル』でのコメントを、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
今夏、カカはMLS（メジャー・リーグ・サッカー）に2015年度から参入するオーランド・シティに加入。MLSの開幕は来年となるため、2014年12月末までは古巣であるサンパウロへレンタル移籍している。
カカは、ミランの現状について「少しずつ良くなっていると思う。（フィリッポ・）インザーギ監督は、リーグ戦でもっと力を発揮できると確信している」と評価し、「少なくとも3位でシーズンを終えることができるだろう。再び、チャンピオンズリーグに出場できることを願っている」と古巣へエールを送った。
ミランは23日に行われるセリエA第12節で、DF長友佑都が所属する宿敵インテルと対戦する。先日、インテルはヴァルテル・マッツァーリ監督を解任し、新たにロベルト・マンチーニ監督を招へい。カカは、「監督が交代すると気合いが入り、チームのモチベーションが上がる」と指摘しながらも、「ミランはこの試合に勝てると思う。いや、勝つはずだ」とミランの勝利を力強く宣言した。「マンチーニ監督が新たなサイクルを開始するのは、ダービーが終わった後だ」とコメントしている。