ミラン名誉会長がローマ大敗に怒り「伊サッカーの価値を落とす」

シルヴィオ・ベルルスコーニ

ミランの名誉会長を務めるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏 [写真]=Getty Images

 日本代表FW本田圭佑が所属するミランの名誉会長を務めるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、チャンピオンズリーグでユヴェントスとローマが敗れたことについて言及した。24日、同氏のコメントをイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 26日に行われるセリエA第8節のフィオレンティーナ戦を前に、ベルルスコーニ名誉会長はミラネッロを訪れ、選手たちを激励した。

 するとベルルスコーニ名誉会長は、21日と22日に実施されたCLグループステージ第3節でローマがバイエルンに1-7の大敗を喫し、ユヴェントスもオリンピアコスに0-1で敗れたことについて、厳しい口調で次のように語った。

 同氏は、「両チームの敗北、特にローマの結果はイタリアサッカーの価値を下げた。クラブの基準を下げるだけではなく、欧州ランキングでのポジションも失ってしまう。ローマの大敗は、イタリアでプレーする選手たちの価値を落とすものだ」とコメント。セリエAで上位を走る2チームの敗戦に怒りを示している。

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