ムンタリへの人種差別チャントで、ヴェローナにゴール裏入場禁止処分

サリー・ムンタリ

ヴェローナ戦で人種差別チャントを受けたミランのMFムンタリ(右)[写真]=Getty Images

 レガ・カルチョ(イタリアサッカーリーグ運営団体)は21日、ヴェローナのサポーターが日本代表FW本田圭佑が所属するミランのガーナ代表MFサリー・ムンタリに人種差別的なチャントを行ったとして、処分を発表した。

 ヴェローナは19日、セリエA第7節でホームにミランを迎えて1-3で敗れた。その試合の前半に、ホーム側のゴール裏でヴェローナサポーターがムンタリへの人種差別的なチャントを二度行ったことが確認されたという。また、そのチャントはスタジアムの他の場所でも行われたようだ。

 レガ・カルチョはこの件に関する処分として、ヴェローナにクルヴァ・スッド(ホーム側のゴール裏)の使用禁止処分(1試合)、5万ユーロ(約680万円)の罰金処分を科している。ヴェローナは、次回のホーム開催となるセリエA第9節のラツィオ戦(10月30日開催)でクルヴァ・スッドが閉鎖されることになる。

(記事/超ワールドサッカー)

モバイルバージョンを終了