プランデッリ前監督(左)への不満を述べたバロテッリ(右) [写真]=Getty Images Sport
リヴァプールに所属するFWマリオ・バロテッリが、前イタリア代表監督で現在はガラタサライを指揮するチェーザレ・プランデッリ氏を非難した。イギリス誌『SPORT』のインタビューで語っている。
今夏に行われたブラジル・ワールドカップまで、約4年間に渡りプランデッリ監督の指導を受けたバロテッリは「真の男というのは、もし何か言うべきことがあるのなら、顔を見て直接話すものだ。プランデッリは俺のことを悪く言った。記者の前でそのようなことを話すとは思っていなかった。俺がそのことに答えなかったのは、意味がないことだったからだ。俺は直接話す人間だ」と主張し、プランデッリ監督が自身の問題点を直接話さず、メディアに話したことに不満を露わにした。
また同大会でイタリア代表がグループリーグで敗退した原因が、バロテッリにあるとして批判が集中した事について「正直言って、俺は失望していた。ワールドカップ後にみんなが俺のことを批判していたからね。大会を通してチャンスは2回か3回だったと思う。そしてみんなも知っている通り、俺はイングランド戦でゴールを決めている。それ以外を決められなかったことは事実だけど」と語り、チャンス自体が少なかったにもかかわらず自身が槍玉に挙げられた事に失望していたことを明かしている。