トッティの憧れは元伊代表MFジャンニーニ氏「私のアイドルだった」

トッティ

ローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ [写真]=Getty Images

 ローマは27日にセリエA第5節のヴェローナ戦に臨む。同日に38歳の誕生日を迎えるローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは、クラブの公式チャンネル『ローマTV』の中で自身のプロキャリアにおける印象的なエピソードを語っている。イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。

 ローマ生まれローマ育ちという生粋の“ローマっ子”であるトッティは、自身の憧れのプレーヤーに同クラブのレジェンド、元イタリア代表MFジュゼッペ・ジャンニーニ氏の名前を挙げている。

「王子(ジャンニーニの現役時代の愛称)は、私のアイドルだった、彼は私の小さい頃の手本でもあったよ。私はローマでのキャリアを通じて彼の歩んだ道をそのまま辿った」

「キャプテンとしての振る舞いは全て彼から学んだものだった。彼のことは本当によく知っているし、一緒にプレーもした。彼は多くのことを私に教えてくれたんだ。幸いなことに、彼のようなキャプテンになることができたし、彼の着ていた10番のユニフォームも受け継ぐことができた」

 またトッティは、自身の初ゴールを今でも鮮明に記憶しているようだ。

「1993年9月4日。フォッジャ戦の前日に監督がアベル・バルボの代わりにダニエル・フォンセカと一緒に先発でプレーすると伝えてくれた。ただ、期待はしていなかったよ。でも、初めてファンの前でゴールできたのは最高だったよ」

 最後にトッティは、ローマでの最も輝かしい瞬間として自身初のスクデットを獲得した2001年6月のパルマ戦(3-1で勝利)の思い出を語っている。

「生涯あの日を忘れることはないだろうね。言葉に表せないほどの喜びだった。できれば引退する前にもう一度あの喜びを味わいたいよ」

(記事/超ワールドサッカー)

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