イタリア代表は4日、バーリで行われたオランダ代表との国際親善試合で、2-0と完封勝利を収めた。
3バックの中央に入り、フル出場を果たしたユヴェントス所属DFレオナルド・ボヌッチが、初陣を飾ったアントニオ・コンテ監督を称賛した。
ボヌッチは、イタリアメディア『Rai』のインタビューに応じ、「僕たちは過去を忘れなければならなかった。そして今、コンテの時代がスタートを切った。コンテが率いる新しい代表は、とても若いチームとなったね」と、コメントしたうえで、「最高の初陣だったが、道のりはまだ長い。監督がやりたいサッカーは、まだ自分の頭の中にある。ユヴェントスを3連覇に導いた監督の考えに、最初からすぐにチャレンジした。監督の手段は手堅く、そして監督は勝者だ。代表で、その考えがさらに明確なものとなった」と、ユヴェントス時代から指導を受けている指揮官の手腕を称えた。
そして、「チームは、3バックも4バックもやっている。ただ、ユヴェントスの時から全てのベースとなっているのは勝利への意欲だ」と、語った。
幸先の良いスタートを切った新生イタリア代表は、9日に敵地オスロでノルウェーとのユーロ2016予選に臨む。