ミランは8月31日、セリエA開幕節のラツィオ戦を3-1で快勝した。この試合を振り返ったミランのイタリア代表DFイニャツィオ・アバーテは、チームに手ごたえを感じている。同選手の試合終了後のコメントを、イタリアメディア『スカイ』が掲載した。
フィリッポ・インザーギ監督のセリエA初試合となったこの試合、ミランは7分に日本代表MF本田圭佑のゴールで先制。さらに、ガーナ代表MFサリー・ムンタリ、フランス代表FWジェレミー・メネスが追加点を奪い、3点のリードを得た。その後はラツィオに1点を返されたが、そのまま逃げ切り試合終了。白星スタートを切った。
アバーテは、試合前の記者会見でインザーギ監督が「ミランはDNAを取り戻した」と話したことが、選手たちのモチベーションを高めたと主張した。
「監督は(試合前の)記者会見でとても大切ことを話していた。それが選手たちを奮い立たせたんだ」
「インザーギはこのグループの一部だ。今シーズン、僕たちは彼と一緒に大きなことを成し遂げられると思っている。彼は僕たちを燃え上がらせてくれた。監督が言った通り、僕たちはミランのDNAを取り戻した」
またアバーテは、リバプールに移籍したイタリア代表FWマリオ・バロテッリについても語った。
「マリオは本当に偉大な選手だ。でも、彼は色々な面で成長する必要がある。より多くの責任を追う必要があるんだ。このチームは若手と経験のある選手がうまく混ざり合っている。だから、いち個人が不用意に目立ってはいけないんだ」
ミランは、14日に行われるセリエA第2節でパルマとのアウェイゲームに臨む。
(記事/超ワールドサッカー)