モナコは、24日に行われたリーグ・アン第3節でナントと対戦し1-0で勝利した。この試合で決勝ゴールを挙げたコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、試合後のインタビューで加熱する移籍報道に対して残留を示唆するコメントをしている。フランスのテレビ局『カナル+(プラス)』が伝えた。
ここまで開幕から2連敗を喫してきたモナコ。ファルカオは苦しい状況の中、嬉しい今季初勝利に関して「今夜は本当に重要な勝利だ。なぜならナントのような素晴らしいチームを相手にしたからだ」と答えた。
続けて、複数のクラブが獲得を目指していると報道される去就問題に対し「僕の未来?モナコで上手くいってるよ。僕はここに残りたいんだ」と残留を示唆した。
ファルカオには、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの後釜を探していたリヴァプールや、そのリヴァプールへの移籍が秒読みとなったイタリア代表FWマリオ・バロテッリの代わりとなるFWの補強を急ぐ日本代表MF本田圭佑所属のミラン、ユヴェントスなどが獲得に興味を示してきたが、一旦残留となる見通しとなった。
しかし25日付のイタリア紙『トゥットスポルト』によるとこの残留は一時的なもので、上記のクラブに断りを入れた理由は、長く噂されているレアル・マドリード移籍を実現させるためだとされている。
移籍市場が閉まるまで1週間を切り、どの様な結果が訪れるか注目されている。