ミラン、J・マルティネスら3選手獲得を目指すが代替え案も検討

ジャクソン・マルティネス

ミランの獲得候補になっているJ・マルティネス(中央) [写真]=Getty Images South America

22日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は日本代表MF本田圭佑が所属するミランが、ポルトのコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスとともにトリノのイタリア代表FWアレッシオ・チェルチ、パリSGのフランス人MFアドリアン・ラビオの3選手の獲得を目指していると報じた。

 ミランはイタリア代表FWマリオ・バロテッリのリヴァプール移籍が濃厚で、代わりのFWとしてJ・マルティネスの獲得を検討し、さらに合わせて以前から噂されているチェルチ、ラビオの交渉をまとめ、戦力ダウンを避けたいようだ。

 しかし、ポルトとJ・マルティネスが結んでいる契約は2017年までで、ポルトの要求金額は3000万(約41億円)~4000万ユーロ(約55億円)と言われている。万が一、この交渉が失敗に終わった場合も想定して、より低い金額で獲得出来るマルセイユのフランス人FWアンドレ・ピエール・ジニャクやマンチェスター・Cのスペイン代表FWアルバロ・ネグレドの獲得も視野に入れている模様。

 サイドの選手では、チェルチに関してトリノとの交渉は未だまとまっておらず、こちらもより安価な案として元ミランでトリノからエンポリにレンタルされているイタリア人FWシモーネ・ヴェルディが候補に挙がっている。

 ラビオについては、ラビオとパリSGの契約が2015年に切れる予定で、延長交渉が難航している。ミランが出したレンタルでの獲得オファーは条件を変えない限り難しく、そのためナポリのスイス代表MFブレリム・ジェマイリをリストアップしている。

 バロテッリ放出となりこのまま補強が進まない場合、ミランのシーズンは困難なものとなりそうだ。

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