今季2位フィニッシュのローマを守備で支えたベナティア [写真]=Getty Images
ローマが、モロッコ代表DFメディ・ベナティアに対するバイエルンからのオファーを拒否したと10日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
バイエルンからの3300万ユーロ(約46億円)のオファーをローマのヴァルテル・サバティーニSD(スポーツ・ディレクター)が拒否。オファーに感謝を示しつつも、あまりにもベナティアへの評価額が低いとバイエルン側に返答した模様だ。サバティーニSDは「ベナティアは6100万ユーロ(約85億円)の価値がある」と強硬姿勢を示しており、マンチェスター・Cが提示した3800万ユーロ(約53億円)のオファーも拒否したものとみられる。
ベナティアは、昨夏にウディネーゼからローマに1350万ユーロ(約19億円)で完全移籍。移籍1年目の2013-14シーズンはセリエAで、堅い守備だけでなく5得点を奪うなど高い得点能力を見せ、2位でシーズンを終えたチームで強烈なインパクトを残した。バイエルン、マンチェスター・Cのほか、バルセロナ、チェルシーなど欧州の強豪がこぞって関心を示している。