EL出場権獲得を目指すミランのカカ「残り2試合に集中」

カカ

カカが自身の今後と残り2試合への展望を語った [写真]=Getty Images

 日本代表MF本田圭佑のミランに所属するMFカカが、自身の今後に言及した。イタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

 カカは、チャンピオンズリーグ出場を逃したことが移籍決断の理由となり得るか問われ、「おそらく、僕はサンパウロよりもミランを愛している。ここに戻ってこられて幸せだし、このシーズンも楽しく過ごしているよ。特別な1年になっているんだ」と、話したうえで、「あと1年、(ミランとの)契約が残っている。僕は今、残り2試合に集中している。まずは結果を見てみよう」と、コメントした。

 そして、「ヨーロッパリーグ(出場権)が、僕たちの今の目標だ。だから、そこへ向けて集中しなければならない。例え、それが理想的なターゲットではないとしてもね」と、残り2試合を見据えた。

 ミランはセリエA残り2試合時点で、勝ち点54の8位。ヨーロッパリーグ出場権獲得を目指している。

 リーグ戦3位が確定し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したナポリがコッパ・イタリアを制したことで、準優勝のフィオレンティーナがヨーロッパリーグ出場権を得た。現在、フィオレンティーナは4位につけているため、ヨーロッパリーグ出場権のリーグ戦順位枠に1つ空きができる見込み。よって、ミランは6位に食い込めば、ヨーロッパリーグ出場権を獲得できる。現在6位のトリノとは勝ち点差1で、7位には、ミランと同勝ち点のパルマがつけている。

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