ミラン&インテル番記者はドロー決着予想…ミラノ・ダービー展望

長友佑都

12月の対戦では1-0でインテルが勝利。長友は途中からキャプテンマークを巻いた [写真]=Getty Images

 4日に開催されるセリエA第36節で、日本代表MF本田圭佑所属のミランと同DF長友佑都所属のインテルによる“ミラノ・ダービー”が行われる。

 日本では、ダービーでの本田と長友の初対決が注目を集めているが、試合を前にイタリア紙の両チーム番記者に、同試合の展望を聞いた。

 現在6試合負けなし(2勝4分)で5位のインテルはアウェーゲームとなる。クラブの番記者である『コリエレ・デッロ・スポルト』のアンドレア・ラマゾッティ記者は、「結果的には1-1のドローで終わるだろう」と引き分け予想。「最近の長友の数試合のプレーに関しては、まぁまぁといったところ。いつも通り、よく押して行っているプレーが目立つが、クロスのミスが見受けられる。前から言われている通り、ディフェンス面で課題が残る。ダービーでそのミスが出なければよいが」と、長友のプレーについても言及した。

 一方、5連勝の後、前節ローマに完敗を喫した9位ミランの番記者である『ラ・レプッブリカ』のステファノ・スカッキ記者は、「引き分けだろう。どちらが先制点を挙げたとしても、結果的にはドローになると予想している」とこちらも拮抗した試合になると見ており、「ミランはいつも以上の全力で押してくるはずだ。この試合で敗れれば完全にヨーロッパリーグ出場権の道が絶たれる。一応ミランがホームということになるが、予測できない。クラレンス・セードルフ監督の去就も不確かな中、ミランがどんな戦いをするか。いずれにしても引き分けるだろう」と、チーム状態の不安定さを報じられる中、ミランが健闘することを予想している。

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