セリエBのパレルモで会長を務めるマウリツィオ・ザンパリーニ氏が、シドニーFCに所属する元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロの獲得を否定した。イタリアメディア『TUTTOmercato』が1日に報じている。
パレルモは今シーズン、セリエBで36試合を終え、22勝9分け5敗、勝ち点75で首位を独走。残り6試合で、2位エンポリには勝ち点16差、3位ラティーナには同18差をつけており、セリエA昇格決定が目前に迫っている。
ザンパリーニ会長は、新シーズンに向けて、デル・ピエロが補強候補になるか問われ、「いや、そうは思わない。私は、若い選手でチームを編成したいと思っている。だから、移籍市場では別の選手のことを考えるよ」と、コメント。デル・ピエロの獲得を否定した。
オーストラリア・AリーグのシドニーFCに所属するデル・ピエロは、4月28日に今シーズン限りで同クラブを退団することを、自身の公式HPを通じて発表。去就が注目されている。