4戦未勝利のインテル…先制アシストの長友「こういう年と考えるしか」

長友佑都

ボローニャ戦にフル出場した長友 [写真]=Getty Images

 セリエA第32節が5日に行なわれ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとボローニャが対戦。2試合ぶりに先発出場した長友は、開始6分にマウロ・イカルディの得点をアシスト。しかし、チームは2-2の引き分けに終わり、3戦連続のドローで4試合勝利なしとなった。

 試合後に長友は、「彼の動きは最後まで見て、動きのタイミングが合ったので練習通りだった」とイカルディへの先制点のアシストを振り返る一方、35分の失点シーンに絡んだことについては、「寄せに行ったが、相手が1年に一回あるかないかのターンで…狙って抜いたのかよくわからないが。それを通されたので、あれは相手を誉めるべきだと。(ファールで止めようとは?)ちょっとそれも考えた。ただ、ファウルじゃなくても大丈夫かという感覚でやった。悩んだけれど」と振り返っている。

 3月15日のヴェローナ戦から勝利に遠ざかっているインテルだが、「準備はすごくしている。去年以上にやっている。正直、もう今年はそういう年なんだな、と。そう割り切らないと…。相手のシュートがことごとく入っていってしまう。今日も少ない数のシュートで決められてしまった。こういう年だと考えるしかない。僕たちもずっとボールをキープして、そんな悪いパフォーマンスじゃないと思う。チャンスも作っているし。監督も『でもやり続けるしかない』と言うしかない。しょうがない。こういう年もある」と話している。

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