終了間際のゴールで引き分けに持ち込んだローマ [写真]=Getty Images
セリエA第14節が1日に行われ、アタランタとローマが対戦した。
序盤は拮抗した展開となる。前節、首位の座をユヴェントスに明け渡したローマは8分、マルキーニョがミドルシュートを放つ。逆に28分、アタランタもセットプレーから決定機を迎えるなど、互いに譲らないまま前半を終えた。
後半に入ると、51分に試合が動く。アタランタはFKのチャンスを得ると、キッカーのダビデ・ブリービオが直接ゴールを狙う。グラウンダーのシュートはローマのGKモルガン・デ・サンクティスのファンブルを誘い、アタランタに先制ゴールが生まれた。
リードを許したローマは57分にダニエレ・デ・ロッシに代えてアデム・リャイッチを投入。62分にはマルキーニョを下げてミラレム・ピアニッチをピッチへ送り込む。これで流れを取り戻したローマが攻勢を強めた。すると試合終了間際の90分、リャイッチがペナルティーエリア内でドリブルを仕掛け、右サイドから折り返すと、ゴール前でケヴィン・ストロートマンが合わせて同点ゴールを奪取。ローマが土壇場で試合を振り出しに戻した。
この直後に試合はタイムアップとなり、1-1で終了。ローマは今シーズンのリーグ戦無敗を維持したものの、4試合連続ドローとなり、同節で勝利を収めた首位ユヴェントスとの勝ち点差は3に広がった。